意味がなければスイングはない 村上 春樹 文藝春秋 [読書]
この本は季刊オーディオ専門誌「ステレオサウンド」に掲載されていたものを元に加筆、修正されたものです。
私の中学、高校生時代に植草甚一という人がジャズ専門誌「スイング・ジャーナル」に本、映画、ファッションなど様々な文化をエッセーで書いていました。
当時の私は普通の音楽評論(?)とは異なる切り口にカルチャー・ショックを受けました
以前、Doblog「高橋悠治 コレクション1970年代」 の中で高橋悠治氏が 「小林秀雄『モオツァルト』読書ノート」で批判したことに私が共感したことを書きましたが、あれは小林秀雄氏が音楽を文学評論のやり方で書いたから違和感を感じたのであって、村上春樹氏や植草甚一氏のように自分の生活の中で音楽を語る切り口は私の好みに合います
音楽の専門家でない人が音楽を語る面白さ、難しさが感じられる素敵な本です
タグ:村上春樹
今晩は!
久々にnmzkさんらしい投稿ですね。
分野に関係無く専門家が語るとデコレーションが多くわかりにくい事も
多いですよね。
そう意味でも分野以外の人の話は新鮮でわかりやすいかも知れません。
nmzkさんが素敵と書くだけで読んで見たくなるから不思議です。
週末探しに出かけますよ。
by satchin (2009-04-14 22:22)
>satchin さん
こんばんは。
あはっ、どうも有り難うございます(^O^)/
私も少しだけ職業と関係が有りますので、はっきり自分の好みを言えないことがまま有ります(-.-;)y-゜゜
好きなことはアマチュアの気持ちで楽しみたいですね♬
この本は最近、文庫本でも発売されました(^^)
http://booklog.jp/users/nmzk/archives/4167502097
by nmzk (2009-04-14 22:39)