「奈良の古寺と仏像―會津八一のうたにのせて―」展 記念シンポジウム [日記]
今日の日経新聞朝刊に「奈良の古寺と仏像―會津八一のうたにのせて―」展 記念シンポジウムの記事が掲載されていました。
記事の一部を
〈基調講演 会津八一の魅力〉芸術の力 仏教身近に 會津八一記念館館長 神林恒道氏
奈良をこよなく愛した会津八一は、奈良を「酷愛」したと表現した。 生涯に35回も奈良を訪れた八一だが、最初は27歳の時、感傷旅行ともいうべきものだった。感傷とはうつろいゆくもの、はかないものに寄せるメランコリックな感情だ。 ところが法隆寺、東大寺、海竜王寺などを巡るうち、傷心は癒やされ、万葉のこころを訪ねる旅に変化していく。八一は、奈良への旅を重ねるごとに、次第にこのおおらかな古代世界にひきつけられていった。
山田法胤・薬師寺管主
東塔の水煙(仏塔の上にある火炎状の銅板)を歌った
すゐえんの あまつをとめが ころもでの ひまにもすめる あきのそらかな が好きです。
火災よけのお守りなんですが、そこに造形された天女飛天が秋風に乗って舞い降りてくるような、美しい情景です。
檀 行ってみたくなります。
山田 東塔は改修中で秋から解体修理が始まり、水煙もいったん取り外します。
ご覧になるなら今のうちですよ。
タグ:會津八一
2010-05-22 23:08
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