6月のご挨拶 [掲示板]
紫陽花の 八重咲くごとく やつ代にを
いませ我が背子 見つつ偲はむ・・・・・橘諸兄『万葉集』第二十巻・4448
いませ我が背子 見つつ偲はむ・・・・・橘諸兄『万葉集』第二十巻・4448
安治佐為能 夜敝佐久其等久 夜都与尓乎 伊麻世和我勢故 美都々思努波牟
風の森神社
鬱陶しい梅雨が始まります。体調に気を付けて今月もどうぞお元気で。
5月のご挨拶 [掲示板]
采女の 袖吹きかへす 明日香風
都を遠み いたづらに吹く・・・・・志貴皇子 『万葉集』 第一巻・51
都を遠み いたづらに吹く・・・・・志貴皇子 『万葉集』 第一巻・51
(釆)女乃 袖吹反 明日香風 京都乎遠見 無用尓布久
木々の緑を渡る風が心地良い季節になりました。
今月もどうぞよろしくお願いいたします。
タグ:5月のご挨拶
4月のご挨拶 [掲示板]
春の野に 霞たなびき 咲く花の
かくなるまでに 逢はぬ君かも・・・・・作者未詳 『万葉集』 第十巻・1902
かくなるまでに 逢はぬ君かも・・・・・作者未詳 『万葉集』 第十巻・1902
春野尓 霞棚引 咲花乃 如是成二手尓 不逢君可母
いよいよ春本番になりました。今月もどうぞよろしくお願いいたします。
3月のご挨拶 [掲示板]
春の花 今は盛りに にほふらむ
折りてかざさむ、手力(たぢから)もがも・・・・・大伴家持『万葉集』第十七巻・3965
波流能波奈 伊麻波左加里尓 仁保布良牟 乎里氐加射佐武 多治可良毛我母
やっと暖かい春になりました。美しい花や音楽を楽しみたいですね。
今月もどうぞよろしくお願いいたします。
タグ:3月のご挨拶
2月のご挨拶 [掲示板]
ひさかたの 天(あめ)の香具山 この夕べ
霞たなびく 春立つらしも・・・・・『万葉集』巻10-1812 柿本人麻呂歌集より(柿本人麻呂作かは不明)
霞たなびく 春立つらしも・・・・・『万葉集』巻10-1812 柿本人麻呂歌集より(柿本人麻呂作かは不明)
久方之 天芳山 此夕 霞霏微 春立下
寒い日が続きますが、もう少しの辛抱ですね。今月もどうぞよろしくお願いいたします。
タグ:2月のご挨拶
新年のご挨拶 [掲示板]
初春(はつはる)の 初子(はつね)の今日(けふ)の 玉箒(たまばはき)
手に取るからに 揺らく玉の緒(を)・・・・・大伴家持『万葉集』巻第二十 4493
手に取るからに 揺らく玉の緒(を)・・・・・大伴家持『万葉集』巻第二十 4493
始春乃 波都祢乃家布能 多麻婆波伎 手尓等流可良尓 由良久多麻能乎
新年明けましておめでとうございます。旧年中は大変お世話になりました。
本年もどうぞよろしくお願いいたします。
本年もどうぞよろしくお願いいたします。
タグ:新年のご挨拶
12月のご挨拶 [掲示板]
十二月(しはす)には 沫雪(あわゆき)降ると 知らぬかも
梅の花咲く 含(ふふ)めらずして・・・・・紀小鹿郎女『万葉集』巻第八 1648
十二月尓者 沫雪零跡 不知可毛 梅花開 含不有而
いよいよ今年最後の月になりました。体調に気を付け元気に乗り切りましょう
今月もどうぞよろしくお願いいたします。
11月のご挨拶 [掲示板]
秋去れば 置く露霜に あへずして
都の山は 色づきぬらむ・・・・・遣新羅使『万葉集』巻第十五 3699
都の山は 色づきぬらむ・・・・・遣新羅使『万葉集』巻第十五 3699
安伎左礼婆 於久都由之毛尓 安倍受之弖 京師乃山波 伊呂豆伎奴良牟
ヤコブの梯子
秋らしく冷え込んで参りました。暖かくして秋の夜長をお楽しみ下さい♬
今月もどうぞよろしくお願いいたします。
10月のご挨拶 [掲示板]
月夜(つくよ)よし河音清(かはとさや)けしいざここに
行(ゆ)くも去(ゆ)かぬも遊びて帰(ゆ)かむ・・・・・防人佑 大伴四綱 『万葉集』巻第四 571
行(ゆ)くも去(ゆ)かぬも遊びて帰(ゆ)かむ・・・・・防人佑 大伴四綱 『万葉集』巻第四 571
月夜吉 河音清之 率此間 行毛不去毛 遊而将帰
奈良公園
やっと秋らしくなって参りました。今月もどうぞよろしくお願いいたします。
タグ:鹿